2024年11月24日放送の「健康カプセル!ゲンキの時間」で、家にひそむ転倒のリスクについて紹介されました。
対策を教えてくれたのは、日本転倒予防学会理事で、佐賀大学医学部付属病院の浅見豊子教授と、同じく日本転倒予防学会に所属する作業療法士の盛田光生さんです。
年齢を重ねるほど、自宅での転倒が大きなけがに繋がり、介護が必要になるきっかけになるとも言います。
慣れている自宅だからこそ見落としがちなリスクをここで確認しておきましょう。
自宅に潜む「転倒を引き起こすリスク」
部屋の敷居の「段差」
扉を開けて部屋に入る敷居など、実は家には小さな段差がたくさん。
小さく目立たない段差の方が忘れて転びやすくなってしまうというので、注意が必要です。
ホームセンターで売っている室内用スロープを使うのがよさそうです。
配線コード
部屋に配線コードが敷かれていたりすると、そのコードにひっかかりがち。
歩くスペースにはなるべく入ってこないよう配置したり、カーペットの下に入れ込んだりしたいところです。
カーペット
そんなカーペットですが、長く使っているとだんだん角の方が反り返ってくるもの。これも転倒のリスクとなります。
角の部分はテープで貼ると、反り返しが防げます。
階段
雨が降ってきたときに急いで2階の洗濯物をとりにいく、2階にいるときにインターホンが鳴って急いで降りていく。そんなときに転倒が起きりやすいのですね。
スリッパ
特に大きいスリッパだと、自分では足を上げたつもりでも、実はあまり上がっていないということがよくあるのだそうです。
スリッパもサイズに合ったものを選ぶようにしまし
まとめ
気を抜いてしまいがちな自宅だからこそ、転倒のリスクはなくしておきたいですね。
浅見先生からは、自宅での転倒で注意すべきキーワードとして「ぬかづけ」を挙げられていました。
ぬ 濡れている
か 階段・段差
づけ 片付けられていない
こうしたわかりやすい言葉も意識しながら、安心してくらせる自宅づくりを!