2024年12月15日放送の【健康カプセル!ゲンキの時間】で、免疫力をアップさせる腸内環境をつくるカギ「短鎖脂肪酸」について紹介されました!
教えてくれたのは腸内環境と免疫のエキスパート、医薬基盤研究所の國澤純先生。
周囲に風邪をひいている人が多いと感じている方も多いことでしょう。この冬を元気に乗り越えるために、ここでの情報を参考に免疫力をしっかり高めておきましょう。
目次
短鎖脂肪酸とは
免疫力アップのカギとなる腸内環境をよくするために注目されているのが、短鎖脂肪酸。
消化、吸収、排泄を行う腸の「蠕動(ぜんどう)運動」に必要なエネルギーのことです。さらに、腸内の有害な菌の増殖をおさえ、善玉菌を増やす効果もあるといいます。
つまりは、短鎖脂肪酸を増やすことで、腸内環境が整い、風邪などにかかりにくくなるというわけです。
そのために重要なのは、食物繊維を摂取することです。
野菜やキノコ、フルーツなどに多く含まれています。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維と2種類ありますが、どちらもバランスよく摂ることが大事。
朝、昼、晩の中で、2食分くらいは食物繊維を意識して摂ると良いそうです。
さらに食物繊維を分解して短鎖脂肪酸に変化するにあたっては、
・納豆
※納豆菌が働きやすくなるよう、アツアツすぎるご飯ではないようにした方がより良いそうです。
・ヨーグルトやキムチなど、乳酸菌が豊富に含まれている食品
※ヨーグルトは軽く腹に何かを入れてからの方が胃酸の影響を受けにくくなるそうです。
・豚肉や大豆など、ビタミンB1を豊富に含む食品
※酪酸菌を腸内で増やし、短鎖脂肪酸を増やすのにつながります。
これらを意識的に食事に取り入れるようにすると、より良い“腸活”ができるようになるそうです。