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二日酔いや悪酔い対策の定番として知られる酒豪伝説ですが、どうやら「体に悪いのでは」という説があるようです。
ふつうに考えたら、体に良いと思われる成分しか入っていないのですが、実際のところどうなのか。今回はその真偽について確かめていきます。
酒豪伝説が体に悪いと疑われる理由
酒豪伝説の主成分
酒豪伝説の主成分として知られているのは、ご存知の通りウコンです。一般的には黄色い粉末として流通していて、古くからアジアの多くの国々で食品や生薬として使用されています。
そんなウコンにはクルクミンという成分が含まれており、この成分が肝機能のサポートや消化の助け、抗炎症作用など、多くの健康効果をもたらすと言われています。
ただし、ウコンの効果には個人差がありますので、全ての人に同じ効果が現れるわけではありません。また、ウコンは食品の一種であり、自然由来の成分ですが、使用量や使用方法には注意が必要とされています。
ウコンに副作用あり？
ウコンには多くの健康効果が期待されていますが、一部の人には副作用が報告されていることも事実です。
ウコンの主成分であるクルクミンは、一般的には安全とされていますが、大量に摂取することで胃腸に不快感を引き起こすことがあります。さらに、ウコンを大量に摂取した場合、皮膚が黄色くなる現象が起こることもあります。これは一時的なもので、健康に重大な害を及ぼすものではありませんが、見た目が気になることもあるでしょう。
また、特定の薬を服用している人の場合、ウコンが薬の効果に影響を与える可能性もあるため、医師と相談の上で使用することをお勧めします。
肝障害の可能性
ウコンは、一般的に肝臓の健康をサポートするとされていますが、ウコンの摂取によって肝障害が起こる可能性があるという報告も存在します。過剰なウコンの摂取は肝臓に負担をかけることがあるため、注意が必要とされています。ウコンに含まれるクルクミンは、適量であれば肝臓の機能を助けるとされていますが、過量になると逆効果になることがあるということです。
肝障害の報告例は少ないものの、肝機能障害をお持ちの方は、ウコンの使用前に医師の意見を聞くことが賢明でしょう。
過度に気にする必要はなし
こうしてウコンの副作用を懸念する声もありますが、通常の範囲内での使用では副作用は非常にまれです。
ウコンは自然由来の成分であり、適量を守って使用すれば、多くの健康効果を享受できるものであり、日常的な食事においてウコンを適切に取り入れることは、多くの人にとって安全で有益です。
何事も“過ぎたるは及ばざるが如し”で、過度の摂取は避けるべきというだけの話で、既に特定の疾患がある場合や、他の薬物を服用している場合などでなければ、ふつうに摂取する分には問題ないと考えて良いでしょう。
酒豪伝説の効果的な飲み方
飲むタイミング
「お好きなタイミングで」とされている酒豪伝説ですが、一般的には、飲酒前、特に飲み始める30～60分前に摂取することが良いでしょう。成分が体内で働き始めるまでには、多少の時間がかかりますからね。
あるいは、飲酒中か、飲酒後という手もあります。飲んでいる際中の効果はそこまでなくとも、飲酒による肝臓への負担を軽減し、二日酔いの予防に役立てることができるでしょう。
ただし、製造元が謳っている通り、飲むタイミングに厳格なルールはなく、個人の生活リズムやお酒を飲む状況に応じて柔軟に調整して問題ありません。
1回の摂取量
酒豪伝説のパッケージには「1回につき1包」と記載されていますから、基本的にはその量を守るべきでしょう。適量を守ることで、ウコンを含む成分の健康効果を安全に得ることができます。上記の通り、過剰摂取は副作用のリスクを高める可能性があるため、製品の指示を超えて摂取することは避けるべきです。
とはいえ、酒豪伝説には「プレミアム」という、より多くのウコンが入った商品も出ているくらいですから、通常の「酒豪伝説」を2包飲んだとて、急に大きな問題が生じるわけではありません。実際に私にもそんな影響はありませんでした。
しかしながら、こうした飲み方が連続すると、健康的な問題が生ずる可能性は高まってくることでしょう。やはり、1回1包という飲み方は守るべきです。
1日に何回まで飲める？
酒豪伝説の1日の推奨摂取回数は、製品によって異なる場合がありますが、一般的には1日1～2包が目安とされています。ウコンの摂取量目安が「3g以下」とされているのがその理由です。
これはあくまでも摂取量の目安なので、3回以上飲んだ日があったしても急に大きな影響があるわけではありませんが、基本的にはこの容量を守るようにしましょう。
まとめ
本稿をまとめると以下の通りです。
- 酒豪伝説の主成分はウコンで、肝機能支援などの効果があるが個人差が存在する
- ウコンの過剰摂取は胃腸の不快感や肌の黄変を引き起こすことがある
- 特定の薬との相互作用や稀に肝障害を引き起こす可能性が報告されている
- 日常的な使用での副作用は非常にまれで、そこまで気にする必要はなし
- いずれにせよ適切な摂取量を守ることが重要
皆さまのご参考になれば幸いです。
